こんにちは!旅中に得たスキル「いろんなものでビンのフタを開けられるようになったこと」なオガタです!
クロアチアの次の国モンテネグロからフェリーで地中海を渡りイタリアへ上陸しました!今回は「おとぎの国」といわれるイタリア・アルベロベッロの集落です!物語の世界に迷い込んだような真っ白い壁とかわいらしい円筒型の屋根。寝不足の中フェリーから電車と乗り継いだ移動でへろへろな状態でしたが、世界遺産の街並みで一気に元気になりました!
おとぎ話や物語好きから白いもの好きな方までどうぞご覧ください!
【モンテネグロ】
モンテネグロから乗ってきたフェリー。出向が3時間遅れたのに時間通りに到着した奇跡の運行(笑)
【イタリア】
イタリア共和国プッリャ州にあるバーリ県全体の地図はこちら。
どこを切り取っても絵になる街並みのポテンシャルの高さ!
電車でアルベロベッロまで移動します。
【アルベロベッロ】
アルベロベッロは、イタリア共和国プッリャ州バーリ県にある基礎自治体。
最寄りの駅から歩いていくとトゥルッリが見えてきました!
イタリア南部のプッリャ州に多く見られる形式の住居をトゥルッリと言います。
もう少し進んだ先の高台からはこの景色!
間近で見ようと下へ降りて集落へと向かいます。
斜面に立ち並ぶ家々。
ここは16世紀ごろに建設され、白い壁に円錐型の石積みの屋根が特徴的な世界遺産の集落です。シンプルな形に異世界の印象を与える白い壁の景観がすごい!
現在は観光地としてショップやレストランの用途として使われています。
また白い壁と相性バツグンな緑の植物!
坂を登り切ったとこには教会がありました。
協会の場所はこちら↓
平面的にはそこまで大きくないですが、天井が高い石造りの教会は汗だくの体を涼めてくれました。
■屋根の話
屋根は構造体として土台を石材で作った上に、平らな石灰岩をうろこ状に積み重ねて仕上げられます。
地形のような屋根の連なり
少し注意して見ると、屋根の底部に側溝がつくられ最下部に排水口が設置されており、水の道が計画されていることが伺えます。
■屋根の尖塔の話
ピナクル(小尖塔)と呼ばれる家の頭頂部に位置する装飾の起源は、古代神殿にまつわると言われます。古代の神殿に祀られた神々が建築物の頂きに置かれた石によって表されていたというものです。また、ピナクルの持つ意味合いとして、古くからの太陽神信仰から丸みを帯びた柱頭は太陽を表しています。
■模様(シンボル)の話
屋根に石灰で描かれた様々なシンボルと呼ばれる模様。
古代の習わしでは祈願を込めて住人の星座に呼応した表象を家に描いたそうです。そこから文化的・宗教的価値が融合した結果、3つの起源によるシンボルが描かれることになりました。
・キリスト教由来
・古代文化由来
・秘術的(占星学)由来
不思議な記号による神秘的な雰囲気がいいですね。
このような意味を知ると街並みがまた変わった見え方をしてきます。
炎天下の中歩き回ったので、休憩がてらしっかりビールをいただきました(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!
株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした。