オガ旅フォトアルバム~イタリア・ローマ~

こんにちは!
令和初日にiPhoneを道に落とし再起不能になり、新しく携帯を買い替えて新時代の幕開けを感じさせられたオガタです!今回は有名建築目白押しのイタリア・ローマです!西洋建築史を代表する建築から、街中案内人の乗り物、おしゃれすぎる警備員、威圧感満載の彫刻まで盛りだくさんです!
ローマ好きから彫刻好きの方までぜひお楽しみ下さい!


【ローマ・テルミニ駅】

 

1862年開設のローマの玄関口となる中央駅。
曲線でうねる屋根に力強さを感じました。

【トレビの泉】

人気の観光スポットであるバロック時代の巨大な人口の泉。

 

後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えもあるせいか、すごい人だかりでした!

【ローマ市内】

街中の案内の人はセグウェイ仕様でした(笑)

【スペイン広場】

映画「ローマの休日」で有名な広場・階段。近くに「スペイン大使館」があることからスペイン広場と呼ばれるようになったそうです。


【パンテオン】

世界最大規模の石造建築の神殿。元々ローマ神を奉っており、時代の変化によりキリスト教の聖堂として使われることで神秘的な空間が現在まで維持されてきました。
平面プラン
屋根に開けられた採光用の開口から差し込む光が神秘的
開口越しの空
アーチ構造のつなぎ合わせと上にいくほど軽量化することで成り立っている構造。

【サン・ピエトロ寺院】

バチカン市国内にあるカトリック教会の総本山。
警備員の格好がおしゃれすぎます
平面プラン
アーチの構成と天井の色味、さらにそこから差し込む光のバランスのとり方が見事でした。

【スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ】

ASローマのホームスタジオ。中には入れず外観のみ。
CONI – Sele Legale(敷地内のスポーツ複合施設。)
地面の装飾の味のある人に惹かれました。
隣にあるグランド。その周りの彫刻の威圧感がものすごい(笑)

【真実の口】

 

真実の口がある教会(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)の塔が象徴的でした。
入口の真実の口を外から眺め、次へ移動しました。

【コロッセオ】

 

コロッセオと逆光なオガタ

最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした。

おとぎの国の集落 アルベロベッロのトゥルッリ/イタリア

こんにちは!旅中に得たスキル「いろんなものでビンのフタを開けられるようになったこと」なオガタです!
クロアチアの次の国モンテネグロからフェリーで地中海を渡りイタリアへ上陸しました!今回は「おとぎの国」といわれるイタリア・アルベロベッロの集落です!物語の世界に迷い込んだような真っ白い壁とかわいらしい円筒型の屋根。寝不足の中フェリーから電車と乗り継いだ移動でへろへろな状態でしたが、世界遺産の街並みで一気に元気になりました!
おとぎ話や物語好きから白いもの好きな方までどうぞご覧ください!


 【モンテネグロ】

モンテネグロから乗ってきたフェリー。出向が3時間遅れたのに時間通りに到着した奇跡の運行(笑)


【イタリア】

イタリアの街並み(バーリ)

イタリア共和国プッリャ州にあるバーリ県全体の地図はこちら。

どこを切り取っても絵になる街並みのポテンシャルの高さ!
電車でアルベロベッロまで移動します。


【アルベロベッロ】

アルベロベッロは、イタリア共和国プッリャ州バーリ県にある基礎自治体。 


最寄りの駅から歩いていくとトゥルッリが見えてきました!

イタリア南部のプッリャ州に多く見られる形式の住居をトゥルッリと言います。


もう少し進んだ先の高台からはこの景色!

 

間近で見ようと下へ降りて集落へと向かいます。


斜面に立ち並ぶ家々。

 


ここは16世紀ごろに建設され、白い壁に円錐型の石積みの屋根が特徴的な世界遺産の集落です。シンプルな形に異世界の印象を与える白い壁の景観がすごい!
現在は観光地としてショップやレストランの用途として使われています。

 


白い壁に映える水色のドア

 

と、控えめな窓

また白い壁と相性バツグンな緑の植物!

 

こんなきれいに建物に沿って育つなんてすごい

街の人々の日常のワンシーンにほっこり

 

レトロさ満載の水道ポンプ

坂を登り切ったとこには教会がありました。

協会の場所はこちら↓

平面的にはそこまで大きくないですが、天井が高い石造りの教会は汗だくの体を涼めてくれました。

 

 

 


■屋根の話

屋根は構造体として土台を石材で作った上に、平らな石灰岩をうろこ状に積み重ねて仕上げられます。

地形のような屋根の連なり

 

少し注意して見ると、屋根の底部に側溝がつくられ最下部に排水口が設置されており、水の道が計画されていることが伺えます。

 

■屋根の尖塔の話

 

ピナクル(小尖塔)と呼ばれる家の頭頂部に位置する装飾の起源は、古代神殿にまつわると言われます。古代の神殿に祀られた神々が建築物の頂きに置かれた石によって表されていたというものです。また、ピナクルの持つ意味合いとして、古くからの太陽神信仰から丸みを帯びた柱頭は太陽を表しています。

■模様(シンボル)の話

屋根に石灰で描かれた様々なシンボルと呼ばれる模様。
古代の習わしでは祈願を込めて住人の星座に呼応した表象を家に描いたそうです。そこから文化的・宗教的価値が融合した結果、3つの起源によるシンボルが描かれることになりました。

・キリスト教由来

太陽を模してキリストを意味する表象としたシンボル

・古代文化由来

ゼウス(ギリシャ神話の全知全能の神)の表象(手前から2つ目のシンボル)

・秘術的(占星学)由来

神のもとに昇っていく地上界、地獄界からの祈り

不思議な記号による神秘的な雰囲気がいいですね。
このような意味を知ると街並みがまた変わった見え方をしてきます。


炎天下の中歩き回ったので、休憩がてらしっかりビールをいただきました(笑)


最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

アルベロベッロと髪ボサボッサなオガタ

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした。