オガ旅フォトアルバム~オランダ~

こんにちは!
インドに行くまでにしっかりお腹を壊したため、インドに着いた頃にはちょっとやそっとでは壊れないお腹になっていたオガタです!

今回は近代建築+見どころが盛りだくさんなオランダです!写真を選ぶのが大変でボリューミーになりました。
風車・チューリップに始まり、赤い空間、世界遺産の住宅、美しい本屋、スタイリッシュな駅舎、壁画と市場、ハイネケン、浮かぶ森などなど……。
世界遺産好きから本屋好きビール好きオランダ好きまでどうぞご覧ください!


【アムステルダム中央駅】

 

首都アムステルダムの中心となる駅。アーチ型のホームの屋根が圧巻です。

【アムステルダム市内】

アムステルダの地盤は柔らかく、街中を歩いていると傾いた家が多くみかけられます。
ハーリング(ニシン)のサンドイッチです。酸味がきいており暑いときにぴったり!

【ゴッホ美術館】

■設計者

本館:ヘリット・リートフェルト
別館:黒川 紀章

ミュージアム広場に面した場所にある、ゴッホ作品を中心とした国立美術館。

【アムステルダム大学図書館】

部屋一面が朱色の本受け取り室が有名な大学図書館。

【屋根裏の天主博物館】

禁止されたカトリック教徒が隠れてお祈りしていた教会。
一見普通の建物に見えますが、2重構造になっており屋根裏には立派な教会が存在します。

窓の外に見える教会に向かってお祈りも行われたとか。
カモフラージュするために、押入れの中にベッドが!まさにドラえもんの寝床でした(笑)

【ハイネケン体験施設】

オランダが本社のハイネケンビールの製造過程の見学から試飲までできる見学施設。

【インテル ホテルズ アムステルダム ザーンダム】

■竣工:2010年

■設計:WAM architecten

オランダの伝統的な建築様式の家屋が積層されて構成されたホテル。

【ザーンセスカンス木靴工場】

 

伝統工芸である木靴工場。カラフルで華やかな模様の木靴が壁一面にディスプレイされています。


【ロッテルダム中央駅】

大きく迫り出したファサードの角によってパース感が際立たせている駅舎。

【ロッテルダム市内】

建設現場の作業事務所までデザインされていてさすがです。

 

仮囲いもこの通り。
仮囲いの穴を除くと内部の工事状況を確認することができます。
仮設工事に使われる単管パイプでつくられた店先のベンチ。

【Market Hall】

■設計:MVRDV(オランダのロッテルダムを拠点とする建築家集団)

青空市場跡に建てられた100店舗以上が集まる市場。トンネル状の建物の内観に広がる壁画が印象的です。


【立方体の家】

斜めのキューブが組み合わされた約40戸の集合住宅。道路にまたがっている配置にも目を引かれます。

【浮かぶ森】

材料のよりよい再利用がテーマのプロジェクト。都市で撤去された樹木とブイを使ったインスタレーション。

【ファン・ネレ工場】

棟をつなぐブリッジに機能主義が表れている嗜好品製造工場の世界遺産登録されている建築。現在はオフィスやレンタルギャラリーとして利用されています。
そのひとつに建築事務所が入っていました。

【ユトレヒト市内】


【シュレーダー邸】

■設計者:ヘリットリートフェルト

デ・スティールの思想(建築・彫刻・絵画の有機的な融合を目指す思想)が集約された近代建築を代表する世界遺産の建築。
平面プラン
2階は間仕切りの開閉によって一体利用と分割利用ができる構成。天井の間仕切りのレールも赤、青、黄にしっかり色分けされています。
外壁のコーナー部に枠を出さず、広く開放的な窓。
リートフェルトの代表作「レッド&ブル―チェア」

【The Glass Farm】

■竣工:2013年

■設計:MVRDV

ガラスの外観にレンガや窓などのフィルムによるフェイクの模様が施された商業施設。


【ブックハンデル・ドミニカネン】

世界で最も美しい本屋10選に選ばれた本屋。約700年前の教会を改修し本屋として活用しています。
天井がものすごく高く開放的なカフェ。

最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした!

ギザの三大ピラミッドと世界最古の図書館/エジプト・カイロ・アレクサンドリア

こんにちは!

旅中に得たスキル「野宿場所を探し出すこと」なオガタです!
ロシアからエジプトへ移動し、古代エジプト文明を象徴するピラミッドと世界最古の図書館を巡りました!
文明好きから本好き、三角形好きまでぜひご覧ください!


■ルクソール

最初に訪れたのはツタンカーメンのミイラが発見された「王家の谷」があるルクソール。

「王家の谷」内部のヒエログリフ(古代エジプト文字の1種)

「王家の谷」を建設した職人達が暮らしていた集落「ディール・エル=メディナ」。壁画や掘り込みの風合いがすごい.

 


■カイロ

ルクソールからバスでカイロへ移動しました!街中の人と車の数がすごい!

真上からの街中

ロシアで出会った人からエジプトに友達がいるから紹介するよ!と紹介してもらったエジプト人と市内観光に出かけました。

ペプシコーラに勤めているというさわやかなアムール。街中を案内してくれて、ご飯を食べながらワールドカップを観戦し、最後はお土産までもらってしまい、至れりつくせりでした。ありがとう!

 


■ギザの3大ピラミッド


次の日に宿で会った旅行者と早速ギザの3大ピラミッドに行ってきました。道中の電車の混み具合が異常でした。なぜか車内も暗い……。

手さぐりでピラミッドまで向かい無事に到着!

ギザの3大ピラミッドは約4500年前に建設された3人の王の墓であるピラミッドがそれぞれ配置されています。スフィンクスと共に世界遺産に登録され、有名な観光地となっています。

ポリスの乗り物がラクダ

これが最大規模の「クフ王のピラミッド」
高さが138.8mもあるそう。画像下に小さく見えるのが人の大きさなので、どれほど大きいかが伝わるかと思います。

記念に一枚

せっかくなのでピラミッドの内部まで入りました!残念ながら内部は写真撮影禁止のため文章でお届けします。中はサウナのような高湿度で、とてつもなく蒸し熱いです。暗く細長い通路や階段を登った先には

……棺桶のような石造りの箱がひとつ。どちらかというとそこにたどり着くまでの道中が楽しかったです(笑)

1m以上もある大きな石を積み上げつくられたピラミッド。大昔にこんな巨大なお墓がつくられたことに素直に驚きました。

 

ゴミ箱のサイン

スフィンクスと人々


■ピザハット

ピラミッドのすぐ近くにあるピザハット。

情緒もなにもありませんが、このお店ではなんと……。

中からピラミッドが鑑賞できます(笑)ガラスに貼られたお店のロゴマークとのミスマッチ感がシュールですね(笑)


宿の近くのピザパンの焼きたてが美味しくリーズナブルで何度も食べていました。


■新アレクサンドリア図書館


お次はカイロの北部海沿いの都市アレクサンドリア。こちらには世界最古の図書館があり、カイロから日帰りで行ってきました。

乗り合いバスを乗り継ぎ辿り着いた図書館、「新アレクサンドリア図書館」
紀元前につくられた図書館ですが、戦争や盗難によって図書館は喪失してしまいました。その図書館を現代によみがえらせようと新図書館の建設に伴い国際コンペによって設計者が選ばれ2001年に「新アレクサンドリア図書館」として完成しました。

全体の模型
円形のボリュームが斜めに傾き地下に埋っているような建物の外観。
外壁には世界各国の文字が刻まれています。
特徴的な形状の柱に支えられた大屋根と、階段上の書架・閲覧スペース。
屋根の三角形の切込みから安定した光が取り込まれています。
本棚のきれいな照明計画。勉強になります。

開放的でありながら、ヒューマンスケールを逸脱しない空間構成は、とても居心地がよく、集中して本の世界に入り込めそうでした。


存分に満喫して外に出ると、巨大な夕焼けが地中海に浮かんでいました。

神秘的な夕焼けの風景。古代から受け継がれた書物という文明の歴史の偉大さ……。感慨にふけり、しばらくこの夕焼けを眺めていました。

今回は古代エジプト文明を代表する巨大なギザの三大ピラミッドと、現代に人類の叡智を受け継ぐ、新アレクサンドリア図書館でした!


最後までお読みいただきありがとうございました。次回のオガ旅もお楽しみに!

株式会社翔設計、海外特派員の尾形でした!

宿のメンバーとカフェで出会ったエジプトの若者たち